主の聖名を讃美いたします。

 年明けのお願い文書に応えて、多数の支援献金をいただきました。心より感謝申し上げます。

 早2月も最終週。冬が乾燥して寒かったせいでしょうか、神学校に近い道路際にある白木蓮のつぼみが、なかなかふくらみません。幼い頃、この季節になると近くの川べりにふきのとうを探しに出かけたものでしたが、都心ではそれも叶わず、「スーパーで売ってたら買って来て!」と艶消しのお願いを家人に伝えました。網の上でこんがり焼き、醤油で食べると口いっぱいの春です。長いトンネルのようなコロナ禍も一年が経過しましたが、こちらはいつ、終息の春が来るでしょうか。桜の開花を待ち望みつつ、目黒川沿いのウォーキングをせっせと続ける今日この頃です。

「待ち望め 主を。雄々しくあれ。心を強くせよ。待ち望め 主を」(詩篇27:14)。

                         校長 関野祐二

  • 後期もオンライン、そして来年度の新風は

もうすぐ丸一年となる今年度のオンライン授業が終了します。奇跡のような、文字通り全科目すべてがオンライン授業で、教師の皆さんも在校生もよくやってきたな、と互いを褒めたいです。仕事先や遠隔地からの授業参加(ライブ感満載で妙な背景も)、レポートやクイズのオンライン管理(未提出表示は続くよいつまでも)、資料のライブ共有、そして授業の録画による復習(自分のクセを知るためにも有効)など、新しい時代の学びの在り方を様々体験させていただきました。聖契神学校の特性にマッチしていますから、この経験を今後の方向性検討に生かしていきたいです。

ところで、「牧会カウンセリング」「中間時代」を20年も担当してくださったIm先生が、新たな道へ進まれるため3月で退職されます(古墳話が聞けなくなり残念)。初めてそれを聞かされた時、「ああ、後任をどうしよう」と目の前が暗くなりましたけれど、真実な主は各々の科目に、   K先生とYn先生を備えてくださいました。新風吹き込む2021年度にどうぞご期待ください。

  • Zoomチャペル、いけてます

最初の提案は時期尚早だったのです。根が真面目なものですから(?)、〇〇〇のないコーヒーなんて(古い)ならぬ、チャペルタイムのない神学校なんて、と考え、6月の教師会でオンラインチャペルを提案したものの、総スカンを食らいました。4月末よりどうにかオンライン授業を各教師が立ち上げ、必死に毎回をこなして一ヶ月半、クラス毎に開始時刻は異なるし(職場からの帰宅時間を考慮)、まだとてもチャペルまで気が回らないのが正直なところ(撤退の勇気を学習しました)。後期もオンライン継続となり、満を持して11月の教師会で再度チャペル復活を提案。その間、学生や教師のメッセージを聴きたい(語るのはアナタよ)、他クラスの学生の顔を見たい(教師の顔は飽きたか)などの要望も後押しし、具体案を考えました。まずチャペルタイムを  15分間に限定し昼/夜授業で時間枠を固定、各クラスから一旦退出しZoomでチャペルへ入室してもらうことに(教室を出て移動しチャペルに入るイメージ)。従来のチャペル担当表を横に拡大して毎日のZoomURLを記入(その日の欄をクリックすれば入室可)、年明け4日より開始しました。つなぎ5分間に続々と在校生が画面に現れ、得意の雑談とイジリ(久しぶり!)で皆と挨拶を交わし、説教担当者へバトンタッチ(しゃべりすぎて食い込んだ失敗も)。1画面25名では収まりきれない日もあります。クラスで会わない顔を見るだけでこんなに癒やされるとは予想外の効果でした(もちろん主の御顔も)。讃美なしの祈りとショートメッセージのみですが、結構多くを語れるな、というのが率直な感想。担当者は相応に身なりを整えて登場しますよ(上だけ?)。

  • 一生に一度?

某音楽家の「人生の扉」という曲に、「満開の桜や 色づく山の紅葉を この先いったい何度 見ることになるだろう」とのフレーズがあり、この歳になるとじわり滲みてきます。12月20日(日)~22日(火)、キャンパス内居住者限定/クリスマス特別企画として、木星と土星の大接近を屋上で観望。夕方、西の低空で起こった現象ですが、22日の最接近では両者が角度で6分、つまり満月の5分の1まで近づくのです。実際の距離は異なる見かけ上の接近でも、あの東方の博士たちを導いたベツレヘムの星の有力候補と聞けば、気合いが入るというもの。次回は20年後の2041年(嗚呼)ですから、ちょっと自信がありません(まったく問題なしとは家族の弁)。さて当日、ぽつりぽつりと観客が現れ、まだ薄明の残る中、望遠鏡の同じ視野に、輪っかのある土星と縞々の木星がそれぞれ衛星を従えていっしょに見える! こんな光景は長い天文キャリアの身でも見たことがありません。マスク越しの小声で、寮生たちと感動を分かち合いました。  ところで、さっきの歌詞の続きは「I say itIs fine to be 60. You say itIs alright to be 70. And they say still good to be 80.」。さあて、fineの今を満喫してスタスタ歩き、alrightの神学校定年まで目黒川の桜は9回、今だ見ぬ地に転居し10年経つまでstill goodを保つため、ラジオ体操に励もうかな。重い望遠鏡を出し入れするための体力維持には、それじゃ足りないかも。

  • 入学試験、卒業式、そして入学式と新年度へ

このレターがお手許に届くのは、入学試験直前の頃でしょうか。なにせひたすらオンラインで、リアルな学校見学も説明もしないまま年度末を迎えましたから、果たして例年並みの受験者が与えられるのか、信仰が試されましたが、感謝なことに正規生聴講生とも複数備えられております。今回の特徴は、一度学びを終了してから数年経って編入する方が複数いること。本校のフレキシビリティ(おっと横文字)がこんな時役に立ちます。在校生の平均年齢がここ数年で下がり、神学界の変遷怒濤のごとしですから、久しぶりに戻る方々は浦島太郎状態に陥るかも。筆記試験は三密を避けつつ教室で行いますが、面接は翌日午後にZoomで実施します。もはや恒例となった、筆記試験後に夜9時までかかるサバイバル面接は封印(夕食のちらし寿司が食べられず残念無念)。そして卒業式と入学式は、(無観客は寂しいですが)本人と神学校スタッフ限定の学内行事と決め、在校生と教職員、卒業生入学生関係者にネットライブ配信を予定しております。4月2日(金)から前期オンライン授業開始。数回登校日を設ける予定なので、駅からの道順を復習しておいて!

  • 聖契神学校の予定と祈りの課題
    • 卒業生の歩みと新入生の学び。新年度前期オンライン授業が教師共々支えられるように。

神学校運営が、多くの方々の祈りと支援により、安定的に守られ推進されるように。