主の聖なる御名を讃美いたします。
梅は咲いたか 桜はまだかいな そんな江戸端唄の一節が思い浮かぶ季節となりました。先日、礼拝堂の講壇横に活けてあった椿と蠟梅(ロウバイ)をいただいて、自宅台所のシンクスペースに飾ったら、蠟梅のほのかな甘い香りが食卓にまで漂い、春の近いことを実感。毎年のように書いていますが、祖母がよく口ずさんでいた、どこかで春が生まれてる との唱歌フレーズは、例年に較べて寒さの底が長く、日本海側で豪雪が続く今年だからこそ、この季節に聞きたいですよね。表門近くのハクモクレンもつぼみが膨らんで来たわよ、とコンビニ帰りの家内が教えてくれましたから、ごみ捨てついでに見てこよう。
「エレミヤ、あなたは何を見ているのか」「アーモンドの枝を見ています」(エレミヤ1:11)。
校長 関野祐二
怒涛のごとき新年一ヶ月
新年の幕開けトピックは、Yn先生をお雑煮夕食にお招きし、三人で七時間半の会話最長記録を打ち立てたこと(それまでの記録は某氏との六時間)。しかし、翌日のベネズエラ首長拘束と連行でお正月気分はもろくも吹き飛び、真冬のウクライナやガザの変わらぬ悲惨、グリーンランド領有騒ぎ、ドンロー主義などという聞き慣れぬワードが続いて、あげくは国内でも衆議院の電撃解散&選挙と相成りました(このレターが届く頃には結果が出ていますね)。寒気が長く居座る今年の冬、豪雪地域の日常はどうなのか、思いを馳せています(秋田在住の在校生は、チャペルの度に熊と雪の状況報告)。加えて、米国の状況に鑑み「福音派」ということばがおいそれと使えなくなった昨今の社会状況を憂い、授業の最初に取り上げることが多くなりました。9・11の後、JEA神学委員会ではイラク戦争を支持する福音派の歴史と変遷を調査しましたが、二十数年経って益々状況は悪化し、多方面の分断が顕著に。私たち日本の福音派教会が今、何を祈り、行動すべきか問われていますし、みことばに根差したアイデンティティを確認すべき時ですね(なんだか抽象的だけど)。ところで月末、アブラハムがアブラムに(意味伝わりますか。ここは笑うところ)。大工事になりそうですが、後述するタンパク質安定摂取のためにも、まずは入り口からですかね。
あなたの朝食の定番は
元メジャーリーガーのイチローは現役時代、弓子夫人の手作りカレーを昼食に毎日欠かさず食べ続けたそうです。カトリック信者で最近召天したひふみん(将棋の加藤一二三名人)は、対局の昼食と夕食が決まってうな重(いいなぁ)。大御所の真似ではありませんが、最近手作りピザトーストを毎朝食べているのにはきっかけがあります。10月神学校校長の集まりで関西の某神学校に宿泊し、朝食を寮生といっしょに食べた折、出て来たのがチーズとツナとコーンが乗ったピザトースト。その美味しさに加え、管理栄養士の教会員にタンパク質をしっかり摂らないとダメよと言われていたことばを思い出し(なにせ骨と皮ですから)、面倒でつい毎朝バナナしか食べていない現状を改善すべく、前日夕食後に翌朝のピザトーストを用意し始めたのでした(レシピ非公開)。朝の門と鍵開け後、洗顔の間にオーブントースターで焼いてもらい、熱々で食べる幸せよ。何よりも食べるものに迷わなくて済むのはノンストレスです(ひふみんも同じ理由だったそうな)。時々、明日のお昼は時間がないから昼食に食べたいとの注文が入り、なんと前日に5枚を制作することも。その後のみことば&祈りの時間とともに、ピザトーストを食べれば一日の始まりスイッチONですね。皆さんは如何でしょうか。あ、がりがり挽いた美味しいコーヒーも必須ですよ。句じゃないヨ)。
嗚呼75周年記念誌
昨年秋に創立73周年を迎えた本校ですが、これまできちんと製本した記念誌を一度も発行したことがなく(50周年に簡易な写真集は出しました)、四半世紀近く今のポジションを担ってきた公的責任(負債?)を覚えつつも、着手後に予想される作業量に怖気づき、一歩を踏み出せずにいました。でも、運営教団の75周年記念誌は今年10月を目標に準備中ですし、牧会する教会での記念誌編集が決定的呼び水となって、昨年11月の某日午前、学生ラウンジに集結した事務スタッフゴレンジャーは、ついに段ボール箱二つの封印を解き、創立前後の貴重な議事録を発見(このあたりは「聖契神学校ニュース」155号にも)。12月には各神学校や教会の記念誌を集めてイメージを作り(どこの記念誌も立派でビビりました)、1月は今後の作業工程と編集委員の役割分担を共有(マルチなYn先生の作成資料に脱帽! さすが元編集者)。もう半分出来上がったような気分になったのでした。千里の道も一歩から(三歩進んで二歩下がる?)。一年半の長丁場ですから、五名各々の健康管理も重要ですね。ところで建物のことはどうなりましたかって? ハイ、記念誌の次はそれですかね。おっと、そうこうしている間に定年だ。後はよろしく??
年度末恒例行事あれこれ
年明けから始める個人面談は、5日の冬休み明けを意識して元日に案内メール(仕事のし過ぎと在校生からお叱り)。寒い寒いスクーリング週間でしたが(連日の快晴も、義理チョコならぬ義理星見とならぬよう今回は自粛)、教室やチャペルは熱気にあふれていました(いろんなお菓子をもらったよ)。最終土曜日お昼には、学生会昼食会に出席し、お雑煮とお餅を堪能。実家の土間(!)で、かまどに薪でもち米を蒸かし、臼と杵の餅つきをした思い出に浸りました(お陰で餅つきパフォーマンスは隠し芸)。さて、2月20日の願書締め切りを目指し、神学校は只今学生募集真っ盛り。今からでも十分間に合いますから、どうぞ必要書類を整え受験してください。遠距離や仕事の制約があっても自分のペースで学び易いシステムですから、ご活用いただければ幸いです。在校生たちは年度替わりの学びの形態(継続か進級か編入か終了か。もちろん卒業も)を自己申告後、次年度前期の履修届提出期間に入りました(自分の生活と科目選択の折り合いが悩ましいのです)。揺れ動くこの時代にあって、変わらぬ福音の確かさを熱く深く学んでください(首を洗って組織神学へどうぞ。そよ風か、はたまた暴風か)。毎月のPIETAS黙想にもぜひご参加を。
聖契神学校の祈りの課題
- 3月16日(月)午後6時半の卒業式、4月2日(木)午後6時半の入学式のため。卒業生の今後の働きが主にあって支えられるように。多くの方々が入学し、共に学べるように。
- 聖契神学校の運営が諸教会の祈りと支援により守られ、使命を果たし続けられるように。
- 牧会伝道の現場で奮闘する卒業生が、リフレッシュ聴講やPIETASで励まされるように。
